根管治療(破折片除去)の症例|銀座6丁目のぶデジタル歯科

マウスピース矯正

東京都中央区銀座6-9-6-8階【銀座駅1分/東京駅6分】

お問い合わせ・ご相談

銀座駅A2出口1分 GINZASIX前の歯科医院

03-3572-4618

※当院は自由診療専門の歯科医院になります

根管治療(破折片除去)の症例

根管治療(破折片除去)

※本動画と以下症例は同一ではありません。

※本動画と以下症例は同一ではありません。

破折片除去

神経を除去したり根管内を清掃する際に使用する歯科用の器具をファイルやリーマーと言います。その器具が折れて根管の中に残されている状況です。

この折れたファイル自体は折れる前にきちんと滅菌されていれば、折れていても問題は起きないと言われています。しかし根管が既に汚れてしまっている状態でファイルが折れてしまうと問題となります。その理由はファイルの周囲やファイルが折れてしまっている部分より根の先を清掃することが出来ないからです。

根の中の感染や汚れが根の先の病気(根尖性歯周炎・根尖病変)の原因なので、その場合には除去することが必要になります。繰り返しですが、「ファイルが折れてしまっていること」自体は問題ではなく、「ファイルが折れてしまっていてそれを除去しないと根管を清掃できない」=病気を治せないことが問題なのでファイルを除去する必要があるということです。

ファイルを除去するために歯を大きく削ってしまうと除去は簡単ですが、薄くなってしまった歯は割れやすく、歯が割れてしまうと殆どのケースでその歯は抜歯しか取る手段はなくなってしまいます。ファイルの除去の仕方にはいくつか方法がありますが、根管治療を通して除去する方法は私の得意分野でもあります。ファイルを除去する必要がある場合は歯を削る量を最小限にし、除去する事を常に考え実行しています。

高い成功率で処置を行うためにはラバーダム防湿を含む無菌的な環境下での処置が必須となります。
※ファイル破折があっても破折部および根尖部に感染がないと判断された場合には必ずしも除去を行う必要がない場合もあります。

症例 1

40代男性。特に症状はないがX線検査で根の先に病気と折れた器具があるとの事で専門医に診てもらった方が良いと言われた。

根管治療(破折片除去)の症例の症例

年齢・性別 40代 男性
治療内容 主治医より専門医に診てもらった方が良いとの事で紹介される。患者に不快症状はないものの、CT上で左上7に根尖病変が確認される。歯髄診断を既根管充填済み歯、根尖周囲診断を根尖性歯周炎とした。破折片除去+根管治療を行い主治医に仮歯処置をしてもらった。破折片のあった遠心頬側根管に根尖病変はなかったが、破折片の周囲に強度の汚染が確認できる。
補綴学的な理由により最終補綴が行われていないが、経過良好である。
治療期間・回数
(※予後観察は含まず)
診査・診断・コンサルテーション 1回
処置 1回(計2回※補綴処置を含めると5回程度)
費用(税込)
※自由診療です
根管治療253,000円
(診査・診断・コンサルテーション・処置、CT撮影代、破折片除去代を含む)
仮歯5,500円(1歯につき)
補綴132,000円(1歯につき)(形成、印象、セット代を含む)
リスク 出血、腫脹、疼痛、局所麻酔中毒、穿孔、ヒポクロアクシデント、根尖性歯周炎、迷走神経反射、下歯槽神経麻痺、上顎洞炎、器具破折、破折片の根尖孔外への押し出し、顎関節症、非歯原性疼痛等

症例 2

30代女性。何もしていなくても痛いが伵むとさらに痛い。主治医から専門医に診てもらったほうが良いと言われた(左上6)。

根管治療(破折片除去)の症例の症例

年齢・性別 30代 女性
治療内容 主治医より専門医に診てもらった方が良いとの事で紹介される。患者には術前に中等度の自発痛と強度の打診痛があった。歯髄診断を既根管充填済み歯、根尖周囲診断を根尖性歯周炎とした。破折片除去+根管治療を行い主治医に仮歯処置をしてもらった。
術後7ヵ月で自発痛は消失し打診痛の軽減も確認できた。次回の経過観察で打診痛がさらに軽減されていたら最終補綴予定である。
治療期間・回数
(※予後観察は含まず)
診査・診断・コンサルテーション 1回
処置 1回(計2回※補綴処置を含めると5回程度)
費用(税込)
※自由診療です
根管治療297,000円(左上5,6、左上7は242,000円)
(診査・診断・コンサルテーション・処置、CT撮影代、破折片除去代、MTA代を含む)
仮歯5,500円(1歯につき)
補綴132,000円(1歯につき)(形成、印象、セット代を含む)
リスク 出血、腫脹、疼痛、局所麻酔中毒、穿孔、ヒポクロアクシデント、根尖性歯周炎、迷走神経反射、下歯槽神経麻痺、上顎洞炎、器具破折、破折片の根尖孔外への押し出し、顎関節症、非歯原性疼痛等

トップへ戻る