被せ物や詰め物が外れてしまったら
投稿日:2020年2月7日
カテゴリ:スタッフブログ
大寒波がやってきてようやく冬らしい寒さが到来しましたね! コロナウィルスが猛威を振るっておりますがみなさま感染対策は万全でしょうか。。。 心配でございます。
さて、今回は詰め物被せ物が外れてしまった場合の対応についてお話します!
脱離
患者さまからの訴えで多いのが『脱離』といわれる現象です。 治療後は様々な詰め物・被せ物を行います。 例えば治療途中でも『仮歯』や『仮のふた』もあります。 最終的な詰め物には『プラスチック』『金属』『セラミック』などの詰め物・被せ物があります。 これれが外れてしまうことがあります。 歯科では脱離と呼ばれています。
詰め物・被せ物が外れてしまう主な原因
・歯と接着させているセメントが劣化した
・詰め物・被せ物をしている歯が虫歯になった
などが挙げられます。 近年ではジルコニアなどのセレミック系の詰め物とセメントとの相性で脱離するケースが多々あります。 これはジルコニアを中心としたセラミック材料の内面が非常に滑沢であるためにセメントがくっつくかないという性質があるためです。
当院では詰め物、被せ物を装着する際にきちんと内面処理を行なって、しっかりと接着するように装着しています。 それでも外れてしまった場合にはどのようにしたら良いのでしょうか。
詰め物・被せ物が外れてしまったときの対応
すぐに歯科医院へ来院することができればよいですが、連休中であったり忙しくてどうしても行けない場合はその間どうしたらよいのでしょう。
・市販の接着剤などでつけない
体内に入り込んだりしてアレルギー反応を示したりする場合もありますし、おすすめはしておりません。
・外れたところでは噛まない
・物が詰まりやすくなるのでいつも以上に清潔にする
・外れたものはなくさないように保管すること
以上のことに注意してなるべく早くに再装着を行なってください。 当院ではご予約がなくても、ご案内させていただきますのでまずはすぐにご連絡をくださいませ。
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