非歯原性疼痛の症例|銀座6丁目のぶデジタル歯科

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非歯原性疼痛の症例

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非歯原性疼痛

クラックの頁でも記載しましたが、医療において原因の部位とその原因を追求することは極めて重要です。当たり前ではありますが、原因でない部分にいくら良い治療を行っても治らないからです。

例えば大きな虫歯が4番目の歯にあって患者さんは激痛を訴えますが、歯科医師が4番目ではなく5番目の歯を処置した場合は症状は改善され治癒するでしょうか。答えは勿論Noです。非歯原性歯痛というのは患者さんは歯や歯茎などに痛みがあると訴えますが、実際の痛みの原因は別の部位にある疾患の事を言います。

この鑑別は非常に難しいもので時に医科の分野と密接に関わっている場合があります。正確な診断・治療は歯科医師には困難な事が多いですが、何かおかしいなと常に自分を疑いそのように感じた時には適切な医療機関に紹介を行なう事が重要です。

原因の歯が特定できないままに患者さんの訴えをそのまま聞き、次々と処置しても患者さんは歯が痛いと言い、最終的にその歯を抜歯しても痛みがおさまらない場合の多くはこの非歯原性歯痛に該当するでしょう。

下記症例は抜歯は免れましたが、現在であれば歯根端切除する前もしくは行い骨の回復が認められた時点で、非歯原性歯痛の専門に紹介する症例です。

症例 1

40代女性。主治医が根管治療を行うも不快症状が存続したため、歯根端切除の依頼を受ける。歯根端切除を行い、予後観察で骨の回復が認められるも患者の症状は持続。骨の治癒が認められている時点で、不快症状の原因は歯原性ではないと患者に説明するも意図的再植を希望。意図的再植後、予後観察で骨の治癒が認められたため、症状の原因は非歯原性であると確定診断。非歯原性歯痛の専門に紹介した。

非歯原性疼痛の症例

年齢・性別 40代 女性
治療内容 主治医が根管治療を行うも不快症状が治らないため歯根端切除目的で紹介される。歯根端切除後、骨の治癒が認められるも患者の不快症状は治癒せず。行っても意味がないと説明するも患者は意図的再植を希望。意図的再植後に骨の治癒が認められたため、不快症状の原因は非歯原性であると確定診断。専門のドクターに紹介。
治療期間・回数
(※予後観察は含まず)
診査・診断・コンサルテーション 1回
処置 1回(計2回※補綴処置を含めると5回程度)
費用(税込)
※自由診療です
根管治療、歯根端切除、意図的再植363,000円
(診査・診断・コンサルテーション・処置を含む)
仮歯5,500円
補綴132,000円(形成、印象、セット代を含む)
リスク 出血、腫脹、疼痛、局所麻酔中毒、穿孔、ヒポクロアクシデント、根尖性歯周炎、迷走神経反射、下歯槽神経麻痺、上顎洞炎、器具破折、顎関節症、非歯原性疼痛等

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