抜歯後の腫れについて
投稿日:2019年5月30日
カテゴリ:スタッフブログ
抜歯後の腫れについて
親知らずの抜歯や、歯が縦に割れて抜歯をしなければならない。
そういった状況は誰にでも一度は訪れるものだと思います。
永久歯の抜歯というと、なにかと心配なことが多いと思いますが、今回は腫れについて説明していきます。
なぜ腫れる?
抜歯の後は、手にできた傷口と一緒で、出血を伴います。特に親知らずの場合、難しい症例(親知らずが横を向いているなど)だと、骨を削って歯を抜きます。その場合、通常の抜歯より腫れが出やすい傾向にあります。
良い腫れと悪い腫れがある
腫れるというのは、悪いことばかりではありません。腫れるということは、体が傷を治そうとする血流があってこそ起こるものなのです。
しかし、悪い腫れというものも存在します。お口の中の歯周病原菌は鉄分を好むため、傷口に血が溜まりすぎると細菌感染することがあります。
親知らずなどの奥の方は特に、抜歯後は歯ブラシも行いにくく細菌感染しやすいため、翌日消毒をしてもらうようにしましょう。
腫れる期間
腫れのピークは2日後から3日後といわれており、その後は徐々に腫れが引いていきます。
1週間程度はスケジュールに余裕を持って抜歯を行いましょう。
腫れた後の後遺症
腫れた後に、腫れた患部の頬に内出血による青痣ができることがあります。
この痣は徐々に患部より下にさがっていき、青痣から黄色っぽい色に変わり治っていきます。
腫れが心配なときは相談しましょう!
スケジュール上、腫れるのが困るという場合は医師と相談しましょう。
薬を服用することで、腫れを最小限にとどめることができる場合もあります。
まずは1人で悩まず、スケジュールや治療方針を決めていきましょう。
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