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矯正治療後の歯の後戻りが起こる仕組み

投稿日:2022年1月26日

カテゴリ:未分類

人の第一印象を大きく左右する口元。歯並び。

矯正治療を経験されたことのある方は、その後の後戻りに関して不安に思われていたり、現在お悩みの方は多いのではないでしょうか。
今日は、そんな矯正治療後の歯の後戻りについてご紹介致します。
①保定装置(リテーナー)の不使用
一番の原因は、このリテーナーの不使用によるものではないでしょうか。
人により様々ですが、基本的に矯正治療にかかった年数の2倍はリテーナーの使用が必須になります。
これをサボってしまうと、必ず後戻りが起こってしまいます。
②口呼吸
日頃皆さんは、きちんと鼻で呼吸ができていますか?
マスク生活も長くなり、人からの視線が口元に行かない今、マスク内で口が開いてしまっている方も多いのではないでしょうか
口が開いている場合、それと同時に低位舌といって舌が下の歯の内側に落ちている方がほとんどです。正しい舌位とは、上顎に先端のみでなく全面が引っ付いている位置を言います。
この口元と舌のバランスが崩れた時、歯はそれぞれの筋力の中間地点である【頬舌中立体】(きょうぜつちゅうりつたい)へと誘導されてしまいます。
この様な、悪い習慣を矯正治療をしながら同時に治していかなければ歯はまた元の位置に戻り、これが後戻りとなるのです。
③その他の悪習癖
・頬杖
・横向き寝
・うつぶせ寝
・唇の巻き込み癖
この様な習慣がある場合も、弱い力でも継続的に力が加わることにより歯は動いてしまいます。
せっかくきれいになった歯並びです。
日頃の無意識の癖を治していくのはとても大変ですが、少しずつでも構いません。
後戻りとなる原因を改善する努力をしていきましょう。

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