拡大矯正を必要とする歯並びとは
投稿日:2022年5月12日
カテゴリ:未分類
拡大矯正とは
当院ではよく使用する矯正方法なのですが、基本的に顎のサイズと歯のサイズの不一致で起こる叢生、いわゆるガタガタとした歯並びを改善するために使用します。
一般的な歯科医では、4番目ないし5番目の歯を抜歯してスペースを作り歯を並べる方法をとる医院もありますが、当院では抜歯は行いません。
本来、親知らずを除いて必要だから生えてきた歯を抜くことはせず、幼少期の口呼吸や、姿勢の悪さから起こる顎の烈成長を改善すべく顎を拡大することでスペース不足を改善します。
拡大矯正を必要とする歯並びとは
先ほど述べた拡大床を使用した矯正の説明をお読みいただけば分かる通り、矯正を必要とする方ほぼ全員が拡大矯正を必要とする歯並びではないでしょうか。
近年、軟食やアレルギー性鼻炎などからの口呼吸の誘発、悪い姿勢などから顎の烈成長。
栄養過多からの、歯のサイズの巨大化も示唆されています。
そのような原因から、歯のサイズは大きいのに顎のサイズが小さい方が増えてきています。
こちらは上の顎を拡大床を使って拡大し、ワイヤー矯正をおこなった患者様の治療前と治療後の写真です。
同じ人とは思えないほどの違いかとおもいます。何箇所か仮の歯にも変えているためみなさまからは比較もしにくいかとも思いますが、これが拡大矯正を行った時の一番の違いです。
こちらは、下の顎を拡大床をつかって拡大し、ワイヤー矯正を行った患者様の写真です。
ここまで、重なってしまっていた前歯を抜歯することなくきれいに並べることができました。
拡大床の使用は、ドクターの知識だけではなく毎月の調整に関しても技術が必要となる矯正方法となります。
歯を抜くことなく、矯正がご希望の患者様、拡大矯正に関して興味を持っていただけた患者様は是非一度当院にご相談にいらしてください。
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