インビザライン矯正治療の転院手続き・費用について
投稿日:2023年12月11日
カテゴリ:お知らせ
インビザライン矯正歯科の倒産・閉院での転院受け入れの増加
最近、東京をはじめ全国でインビザライン治療を開始したにも関わらず、治療の途中で通院している歯科医院が閉院してしまったり、担当の先生がお辞めになったりなど、何かしらのトラブルが原因で通院する事が出来なくなり、治療継続が困難となってしまった患者様から「インビザライン治療で通っていた歯医者を変えたい」との問い合わせが増えております。
インビザライン治療途中で、やむ無く転院が必要となってしまった場合の手続きと費用に関してお伝えしようと思います。
転院先の紹介はほぼ無く自分で転院先の歯医者さんを探す必要がある
通院していた医院に分院があったり、提携クリニックがあったり、インビザライン治療の引き継ぎが可能な歯科医院を紹介してもらう事ができれば、スムーズに転院できますが、ほとんどの場合、ご自身で転院受け入れ可能なインビザライン治療医院を探さなければなりません。
その場合に、インビザライン社の公式HPから、インビザラインの取り扱い医院を検索する事が可能です。東京のみならず全国のインビザライン歯科医院の検索が可能です。
インビザライン矯正で転院した場合の転院費用の相場について
しかしながら、よさそうなインビザライン取り扱い医院を検索出来たとしても、その医院でインビザライン治療の途中からの引き継ぎを受け入れて貰えるとは限りません。全ての医院で、引き継ぎ治療が可能ではないからです。
また、引き継ぎ治療が可能な医院でも、転院手続きに伴う費用には一定の基準などなく、医院ごとに値段が設定されているため、どのくらいの費用がかかるか、心配な部分が多くあるかと思います。
インビザライン矯正治療を、医院を転院して継続する場合には、インビザライン社を通じて患者様情報を転院先に移行する手続きが必要となります。
通常の場合には、最初のクリニックでお支払い頂いた契約時の材料代は、次の転院先のクリニックでは請求されませんので、総額から差し引かれる事が多いです。
また、インビザライン矯正治療もある程度進んでいて、追加修正する部位が少なく少量であれば、最初の契約時よりも少ない料金とマウスピースの枚数で契約することも可能となります。
しかしながら、歯科医院を変えた事で、最終的なプランを変更せざるを得なかったり、治療方針の違いから、1から計画の立て直しが必要な場合には、差し引かれる金額は少なくなるか、差し引かれない事もあるかもしれません。
ですから転院先での治療費に関しては、転院される患者様の現在の矯正治療の進行状況や、各医院の治療方針や取り決めにより様々となってしまいますので、まず問い合わせてみる必要があります。
「転院できない」のではなく「転院に苦労する」
ですから、よく「インビザライン治療は転院できない」と勘違いされているようですが、実際は転院できないことはなく、「転院先を見つけるのに苦労する」という表現が正しいでしょう。
検索して転院先を探す→治療を継続してもらえるか問い合わる→費用の折り合いをつける
上記の流れをご自身で行う必要があるのです。
東京でインビザライン転院受け入れ先をお探しの方はご相談ください
のぶデンタルグループ(東京都の上野毛院、祐天寺院、銀座院(=当院))では、インビザライン治療の転院受け入れを実施しております。転院費用、継続治療の場合の材料費は基本的にはいただいておりません。
ただし、インビザラインの治療費はこれまでの治療の進み具合によって変わります。ほとんど治っており、あと少しの歯の移動で済むならごく安価で済む場合もありますし、治療をはじめたばかりでほぼ最初からのスタートとなってしまう場合は、前医の治療方針が当院の治療方針と大きく異なる場合は、それなりにかかる場合もございます。
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