むし歯ができやすい条件について
投稿日:2024年10月22日
カテゴリ:未分類
むし歯になりやすい方、なりにくい方がいると思います。その方の体質であったり食生活であったりいろいろ考えられております。今回はそんな虫歯ができやすい条件をお伝えいたします。
条件は3つあります。3つの条件が満たされたまま時間が経つと虫歯成長へと繋がってしまいます。一つでも当てはまることがある場合はまず早めに歯科検診を受け、虫歯の予防をしていきましょう。
①細菌
虫歯菌への感染です。虫歯菌(ミュータンス菌)は赤ちゃんの時には体内にはほとんどおりません。
他人の唾液などから感染をしてしまいます。身近な両親の食生活や習慣によって虫歯が出来る可能性が高くなるのです。
虫歯菌だけではなく歯周病になる歯周病菌もあります。歯周病の初期症状は分かりにくい為、定期的に歯医者へ行き定期健診を行うことで歯周病かどうかの判断をすることが出来ます。
また歯周病はセルフケアでは治療をすることはできません。専門的な治療やクリーニングを行う必要がありますので当院へご相談下さい。当院では歯周病菌検査(PCR検査)を行うこともできますのでぜひ受けてみてください。口臭が原因となる菌も分かりますよ・・(´Д⊂ヽ
②歯質
歯は生まれ持った時から歯質が弱いや歯並びが悪いといった遺伝的な原因もあります。
歯のエナメル質、象牙質の状況が人それぞれ違いそんな遺伝的な場合でも虫歯ができやすい条件となっていしまいます。
丈夫な歯を育てる為にも食生活の改善も必要となります。カルシウムやリン、ビタミンA・C・Dなどバランスの良い栄養素を含む食事をすることも大切となります。
元々歯並びが悪い方はご自身での歯磨きはとても難しくどうしても磨き残しが出てしまいます。
そんな時は歯科衛生士によるプロのクリーニングを行ってください。定期的にクリーニングをすることで虫歯の予防となります。
また、最近流行りの矯正治療を検討するなどぜひご相談くださいませ。
③糖質
食べ物に含まれる糖質はミュータンス菌の餌となり酸を作り出してしまいます。その酸が歯を溶かし虫歯ができてしまうのです。
糖質を多く含んだ食べ物を食べすぎてしまうと酸が長い間口腔内にでき、むし歯へと進行してしまいます。
間食する時間をなくし、口腔内に酸が出来ないようにすることを心がけましょう。
また、効果的な歯磨きを行うためにも、歯科衛生士に適切な歯磨き指導を受けてみるのもおすすめ致します。
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