骨造成手術を併用したインプラントの症例
骨造成手術で骨を増やした部分へインプラントを埋入した症例
▼こちらの患者さまは、欠損している左上奥歯に歯を入れたいとご来院されました。
診査・診断の結果、左上奥歯部分は歯を失ってからの期間が長かったため、顎骨が退縮し、インプラントを埋入できる十分な骨量がないことが分かりました。
治療計画の立案(骨造成手術(サイナスリフト)→インプラント手術)
現状ではインプラント治療が行えないため、患者さまと相談の結果、サイナスリフトという骨を増やす手術を行った後、インプラントを埋入する計画を立てました。
骨造成後にインプラント手術を実施
【骨造成後のレントゲン】
骨造成手術によって十分な骨量が再生されたため、左上奥歯へインプラント治療を実施。
左上奥歯へインプラントを2本埋入し、咬み合わせを回復しました。骨ともしっかり結合し、安定しています。
年齢・性別 | 43歳女性 |
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治療計画 | 左上奥歯の骨高3mm以下のためサイナスリフトによる骨量増大後にインプラント手術 |
治療期間 | 約1年 |
治療回数 | 約20回 |
治療費 | インプラントオペ/33,000円 インプラントフィクスチャー/396,000円(198,000×2本) チタンアバットメント/132,000円(66,000円×2本) インプラント上部セラミック冠/286,000 サイナスリフト/220,000円 計1,067,000円(税抜970,000円) |
想定されるリスク | ・手術した部分の腫れや痛み ・治癒期間中の不慮の事故によるインプラントの脱落(打撲、固いものをうっかり噛んだなど) ・一時的な発音障害 ・骨が十分に再生されない場合がある |