マウスピース矯正(インビザライン)による矯正症例
「インビザライン」による矯正治療症例(50歳女性 治療期間10ヶ月)
ご来院時の歯列と矯正治療の詳細
年齢・性別 | 50歳女性 |
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治療説明(主訴) | 右の前歯が反対になっている、前歯の真ん中(正中)が合っていない |
治療期間 | 約10ヶ月(280日):マウスピース19枚(初回)+9枚(追加)1枚10日間使用 |
治療回数 | 約10回 |
治療費 | 759,000円(税抜690,000円) |
▲こちらの患者様は前歯の中心(正中)のずれに加え、右側前歯の反対咬合(下の歯が前に出ている)が気になり、当院にご来院されました。診断の結果、大きく歯を動かさず改善が可能と判断し、マウスピース型矯正装置「インビザライン」での治療をご提案しました。
①3D画像を用いた治療計画作成と治療内容の説明
インビザラインでの矯正治療中に想定されるリスクについて
- 計画通りに歯が動かず、追加のマウスピースが必要になる可能性がある。
- 歯が移動する際に違和感や痛みを感じることがある
- 治療後の歯の後戻り
- 口腔衛生管理不良による虫歯、歯周病、歯肉炎
- マウスピースの破損
- 歯肉の退縮
- 歯根吸収など、一般的な矯正治療に伴うリスク
②インビザラインを装着して矯正治療開始
歯の移動を円滑にする目的とマウスピースがしっかり固定されるように、歯科用の樹脂を使って歯の表面に小さな突起物を接着した後、マウスピース型矯正装置「インビザライン」を装着して、治療を開始します。
患者様には食事と歯磨き以外は一日16~20時間の装着を徹底、10日間ごとに次のマウスピースに交換して治療を行っていただきました。
③顎間ゴムで前後の調整
歯の前後関係を改善するため、顎間ゴムを使用して上下の歯を同時に移動させます。
※(全てのケースで必要になるわけではありません)
④追加のマウスピースを作成
右側前歯は反対咬合が改善しましたが、前歯の中心(正中)が改善されませんでしたので追加のマウスピースを作成致しました。指示通りマウスピースを装着していたにも関わらず、予定通り歯が動いていない場合には、追加マウスピースは別途費用なしで作成致します。
⑤治療完了
マウスピースを9枚追加して、前歯の中心(正中)を正しく改善して治療が完了しました。