上顎前歯の骨造成を併用したインプラント治療症例
欠損した上顎前歯へ実施した骨造成を併用したインプラント治療の症例
▼欠損した上顎前歯をインプラントにて咬み合わせを回復した症例をご紹介します。
初診時の口腔内
右上前歯を治療したいとの事でご来院された患者さまです。リスクを抑えたインプラント手術をご提供するため、精密検査を行い、その結果を基に治療計画を立てます。
骨を増やす手術の実施
当該部分は歯の欠損期間が長く、インプラント手術に必要な骨の厚みが足りなかったため、インプラント埋入手術の前に人工骨を用いて骨造成手術(骨を増やす処置)を実施しました。骨が再生するまで待機期間となります。
インプラント埋入・人工歯を装着して治療完了
十分な骨量が再生された後、精密検査の情報を基に製作したサージカルステント(インプラントの位置、角度などを反映したマウスピース)を用いてインプラントを埋入しました。
その後、インプラントと顎骨がしっかりと結合したのを確認後、製作したセラミックブリッジを装着して治療完了です。
年齢・性別 | 65歳男性 |
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治療計画 | 骨を増やす手術後にインプラントで咬み合わせを回復。 |
治療期間 | 1年6ヵ月 |
治療回数 | 約20回 |
治療費 | オペ代/33,000円 インプラントフィクスチャー/396,000円(198,000円×2本) チタンアバットメント/132,000円(66,000円×2本) 上部セラミックブリッジ/528,000円(176,000円×3本) サージカルステント/44,000円 増骨手術/165,000円 計1,298,000円(税抜1,180,000円) |
想定されるリスク | ・手術した部分の腫れや痛み ・治癒期間中の不慮の事故によるインプラントの脱落(打撲、固いものをうっかり噛んだなど) ・一時的な発音障害 ・骨が計画通りに再生されない など |