マウスピース歯科矯正とは?
投稿日:2018年12月27日
カテゴリ:スタッフブログ
目立たない矯正治療法!マウスピース矯正について解説致します
歯並びが気になるけど、ワイヤーが目立つためなかなか歯列矯正に踏み切れない方も多いと思います。そんな方にはマウスピース矯正はとても魅力的に感じるかもしれません。そこで、マウスピース矯正のメリット、デメリットを紹介していきます。
ワイヤー矯正と比較しての、マウスピース矯正の6つのメリット
①なんと言っても目立ちづらい
マウスピース矯正の第1のメリットは、目立ちにくいということです。ワイヤー矯正と違い透明の樹脂のマウスピースを使用することで目立ちにくく、抵抗感が少ないです。また、着脱ができるため食事のしやすさ、歯磨きのしやすさがあげられます。ワイヤー矯正場合どうしても食事に制限があったり、歯磨きの難しさがネックになりますが、マウスピース矯正の場合着脱可能なため、そのようなことに悩まされることはありません。
②金属アレルギーの心配がない
第2のメリットは、ワイヤーを使用しないため、金属アレルギーのある方でも、歯列矯正ができるというところです。ワイヤー矯正を金属アレルギーのせいで諦めていた方も、安心して治療に臨めます。
③ワイヤーを使用しないため、口内炎や痛い思いが少なくて済む
第3のメリットは頬などの粘膜を傷つけることが少ないというところです。ワイヤー矯正の場合どうしても、頬粘膜などにワイヤーやブラケットのせいで傷がついてしまい、痛みを感じることがありますが、マウスピース矯正の場合、とても薄いマウスピース矯正を使うため、粘膜に傷が付くことも少なく済みます。
④治療来院の回数が少ない
初めの型取りを元に全てのマウスピースを製作する為、来院回数も少なくする事ができます。
⑤取り外せる
装着したままお仕事をされている方がほとんどですが、歯磨きや飲食時は簡単に取り外しが可能で、お口の中を清潔に保つことができます。
⑥歯の移動による痛みが少ない
装着に関しては締め付け感は多少あるものの違和感が少なく、数日で慣れる方が多いです。マウスピース矯正ではステージに合ったマウスピースで歯を最小限に動かせるので、矯正特有の痛みを抑えることができます。
マウスピース矯正のデメリット
マウスピースの装着時間は一般的に1日20〜22時間です。自己管理の元、装着時間を少なくしてしまったり、マウスピースの交換(10日〜2週間)をしない場合、計画通りに歯が動かずマウスピースが合わなくなってくることがあり、マウスピースの作り直しが必要になります。
マウスピース矯正では全ての症例に対応しているわけではなく、大幅な歯の移動を伴う矯正には向いていません。そして重度の歯周病や虫歯に関しては先にしっかり治してから矯正治療となります。
マウスピース矯正の適応症例
軽度の叢生
叢生とは、顎が小さく歯ががたついている状態のことです。歯のがたつきが軽度の場合、マウスピース矯正で治療が可能です。
マウスピースの不適合症例
前突
前突とは、いわゆる出っ歯で、顎が小さいため前歯が前に迫り出している状態をいいます。スペースがなく、前に迫り出しているため、抜歯が必要になることが多く、マウスピース矯正では時間がかかる症例です。
過蓋咬合
過蓋咬合とは、噛み合わせが深く、イーと噛んだ状態の時下の前歯が見えないような状態です。マウスピース矯正は歯の高さを調整する矯正は難しいとされています。
マウスピース矯正の種類
インビザライン
インビザラインは1997年アメリカで生まれた矯正方法です。世界No. 1シェアを誇り、快適な矯正方法として選ばれています。独自のクランチェックシステムという3Dシュミレーションにより、治療の流れや治療期間をある程度事前に確認することができます。世界中で選ばれているため、世界中の矯正データがあり、適応症例も比較的幅広く対応しています。
クリアコレクト
クリアコレクトは日本ではまだマイナーですが、本国アメリカではシェアNo.2のマウスピース矯正です。インビザラインと違い、歯茎までマウスピースがかかるくらいカバーされるため、歯にかかる力も強く、維持力も上がります。インビザラインよりやや安価な傾向があります。
矯正にかかる費用
ブラケット矯正の相場 | 80〜100万円 (当院では、拡大床有105万円、拡大床無95万円 毎月のクリーニング代込み) |
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舌側矯正(裏側矯正)の相場 | 120万〜150万円 (当院では90万〜) |
マウスピース型矯正の相場 | 80〜120万円 (当院では調整料・診断料込み インビザラインで69万円(税別) クリアコレクトで65万円(税別) 分割払いですと、月々9000円で治療を受けられます。) |
まずは相談しましょう
矯正の方法は、診断をしてもらい、相談しないことには決められません。難しいそうに見える症例でもマウスピース矯正が可能なことも多々あります。その逆で、マウスピース矯正では難しいという診断もあり得ます。まずは一度相談して、自分にあった矯正方法を探していきましょう。
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