投稿日:2021年9月10日
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フッ素とは
フッ素という言葉をよく耳にすると思います。
フッ素はエナメル質の修復促進、歯質強化、菌の働きを弱めるなど、虫歯の発生を防ぐ効果があり、予防に有効な成分として注目されています。
フッ素は私たちの身近な自然界にある元素のひとつです。お茶や魚介類など多くの食品に含まれています。フッ素はむし歯予防に欠かせないだけでなく、丈夫な歯や骨をつくるために大切な役割を果たしています。
フッ素の効果
●再石灰化の促進
歯から溶け出したカルシウムやリンを歯に戻す再石灰化を促進してくれます。
●歯質強化
歯の質を強くして、酸に溶けにくい歯にします。
●細菌の抑制
歯ブラシで落としきれなかったプラーク(歯垢)中に潜んでいる虫歯原因菌を予防します。
日本で販売されている歯みがき剤には概ねフッ素が配合されております。
成分名は「フッ化ナトリウム」や「モノフルオロリン酸ナトリウム」です。
フッ化ナトリウムは、歯の表面ですばやく反応し初期虫歯の予防に効果的です。そして、モノフルオロリン酸ナトリウムはフッ化ナトリウムと比べて反応は遅いですが歯の深い部分に作用します。
フッ素の効果を長持ちさせるためには、歯磨きの際のうがいは軽くし、歯磨き後30分ほど飲食を控えることがおすすめです。
また、年齢によってフッ素配合ハミガキ剤の使用量の目安は異なります。
日頃から、セルフケアだけではなく歯科医院でも予防ケアをすることをおすすめします。
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